毎日髪を乾かしたり、ブローをしたりするために、ドライヤーを使っている女性がほとんどだと思います。
「とりあえず、髪を乾かすため」というのが一番と思っていたドライヤーが、実は美髪を作るために、欠かせないものだとしたら、どうですか?
ドライヤーの本当の効果や正しい選び方や使い方をご紹介しましょう。
ドライヤーの効果
「ドライヤーの熱で髪がダメージを受ける」と思い、髪を乾かさずに自然乾燥にさせている人はいませんか?
髪を濡れたままにしておくと、次のようなことが起こります
- 髪に摩擦が起きて、キューティクルがはがれてしまう
- が繁殖して、頭皮に炎症が起こる
- 髪に付いた水分が蒸発するのと同時に、髪の水分も蒸発するので乾燥してしまう
髪にも頭皮にも良くないのです。ドライヤーを正しく使うことで、健康な髪を維持することができます。
ドライヤーの選び方
最近は電気屋さんのドライヤーコーナーに行くと、たくさんの種類のドライヤーが並んでいます。
形も価格もいろいろです。選び方を見てみましょう。
ノーマルタイプ
一般的なドライヤーのことです。温風や冷風がでて、髪の毛を乾かす、髪のブローができる、というものです。
風量が違うものや、吹き出し口の形が違うものなど、商品によって形は違ってはいます。
シンプルなものなので、価格も手頃なものが多く、とりあえず乾かすだけの機能を求めているのであれば、ノーマルタイプでも良いでしょう。
カールドライヤー
髪のセットがしやすいように、ドライヤーの上にロールブラシやヘアブラシが付いているドライヤーです。
ブラシが一緒になっていることで、髪のスタイリングがしやすいので、人気です。ただし、髪を乾かすには、風量が少ないので難しいでしょう。
マイナスイオンドライヤー
「マイナスイオン」が出るドライヤーは、ドライヤーの進化で一番の注目を集めたものと言われています。
マイナスイオンを髪に浸透させることで、髪の静電気を抑えてしなやかにする、保水力上げるというような効果があります。
髪のパサつきがある、くせ毛、広がりやすいという人におすすめです。
温冷切り替えドライヤー
一般的なドライヤーは温風と冷風は自分でスイッチを入れて切り替えて調節します。進化したドライヤーでは、自動的に温風と冷風を切り替えてくれる機能があります。
髪のつやを出すためには、温度が重要なポイントになります。そして、熱を当てすぎると、髪にダメージが加わることになります。
自分では調節が難しい温度調整を自動で行ってくれるので、誰でもツヤのある仕上がりになります。
頭皮や髪のダメージを少しでも抑えながら、髪をきれいに乾かしたいという人に良いでしょう。
ドライヤーのおすすめ商品
パナソニックドライヤー
パナソニックには、マイナスイオンが噴出される「イオニティ」のシリーズと、マイナスイオンからさらに進化した、ナノイーが噴出される、「ナノケア」ドライヤーが有名です。
ナノケアドライヤーは、マイナスイオンよりも約1000倍もの水分を含むことができるナノイーが髪へ浸透し、まとまりのある髪にしてくれることで、人気になっています。
ダイソンドライヤー
高い吸引力の掃除機で有名なダイソンのドライヤーは見た目も一般的なドライヤーとは異なり、目を引きます。
そして威力も違うのです。大量の風で素早く髪を乾かし、ナノサイズのイオンの発生で、髪の本来のツヤを守ってしなやかに仕上げてくれます。
シャープドライヤー
シャープのドライヤーの特長は、プラズマクラスターが発生すること。プラスとマイナスのイオンによって、まとまりとツヤのある髪になれます。
そして、プラズマクラスターによって、髪の表面を保護するため、しなやかで刺激に強い髪になれます。
ドライヤーの使い方
ドライヤーを使う前にすること
少しでも、早く乾かせるように、できるだけ、タオルで水分を取っておきます。この時に、無理に髪の毛をこすり合わさないようにします。
タオルで髪をはさんで、押さえるように水分を取ります。
また、ドライヤーの熱から髪を守るために、洗い流さないトリートメントをなじませておくと、髪につやとハリが出やすくなるのでおすすめです。
根元を乾かす
ドライヤーを当てる時に、髪を乾かそうと思い、髪に熱を当てている人が多いかもしれません。
実は、髪の根元から乾かすのが一番なのです。髪の毛を持ち上げるようにして、風が頭皮に当たるように乾かします。襟足から順番に、徐々に頭の上に向かって乾かします。
そうしている間に、毛先も乾いてきます。
ドライヤーを当てすぎない
ドライヤーで髪が傷むというのは、熱を当てすぎているからです。1か所だけに集中して当てたり、近づけすぎたりすると、熱くなりすぎてしまい、ダメージになってしまいます。
ドライヤーは15~20cmは離して、分散してドライヤーの風を当てるようにしましょう。
また、乾かしすぎても良くありません。カラカラになるまで乾かさず、8~9割くらいで止めるようにします。余熱でも十分に乾きます。
冷風もあてる
だいたい髪が乾いたら、冷風を最後に当てます。髪の毛は冷やすことで、スタイルがキープすることができます。
こうすることで、朝のスタイルが作りやすくなります。
また、冷風を当てることで、髪のキューティクルが整い、潤いがキープされてツヤのある髪になれます。
正しくドライヤーを使うと美髪になれる
ドライヤーで髪を乾かすというのは、髪を美しく保つために必要な工程です。
ドライヤーの熱を加えてダメージになるのではなく、正しくドライヤーが使われていないから、ダメージになってしまうのです。
ドライヤーにも種類がありますが、髪の傷みやくせがある人には、マイナスイオンやのナノイーが噴出されるような、高機能のドライヤーもおすすめです。
髪を乾かすだけでなく、髪をキレイに維持する、改善すると思いながら、正しくドライヤーを使いましょう。そして、美髪を目指しましょう。