ラウリル硫酸Naという成分を聞いたことはありますか?髪や肌への意識が高い人、「髪に良くない」「身体に良くない」ということで聞いたことがあるかもしれません。

髪や頭皮にも悪影響のあるものとして、扱われているラウリル硫酸Na。悪影響があるのならば、使いたくないと思いますよね。

実際には、どのような影響があるのでしょうか?ラウリル硫酸Naについてご紹介します。

ラウリル硫酸Naの特徴

ラウリル硫酸Naは、一般の市販のシャンプーに良く使用されている成分です。アニオ界面活性剤(洗浄剤)の一つです。

「界面活性剤は良くない」と言われるようになった原因の一つとして、このラウリル硫酸Naがあげられます。

英語表記は「sodium lauryl sulfate」となります。

強い洗浄力、殺菌効果があり、安く手に入る成分なので、多くシャンプーに使用されていました。

現在は、刺激性を指摘されるようになり、ラウレス硫酸Naが使用されることが多くなってきています。

>ラウレス硫酸Naについて見る

ラウリル硫酸Naの効果効能

ラウリル硫酸Naは乳化剤や発泡剤として利用されています。シャンプーだけでなく、歯磨き粉や化粧品などいろいろなものに使用されています。

高い発泡性、高い洗浄力があります。

ラウリル硫酸Naを使用している商品

LUSH シャンプーバー

LUSHは英国生まれのハンドメイドコスメとして人気です。量り売りの石鹸や、カラフルな入浴剤などが、ユニークな形、フレッシュな香りで売られています。

ラッシュのシャンプーバーは、固形の石鹸のシャンプーです。自然派化粧品のイメージですが、ラウリル硫酸Naが配合されています。髪がきしきしとするという人もいるようです。

シーブリーズ リンスインシャンプー

すっきりとした使い心地の制汗デオドラントウォーターで有名なシーブリーズシリーズのリンスインシャンプー。

1本ですっきりと皮脂や汚れを取り除けるようにできています。汗と皮脂が多く、運動後に使用するような時には、爽快感があり、髪がサラサラとするかもしれません。

しかし、毎日使用するとなると、必要な皮脂までも奪われてしまう可能性もありそうです。

ラウリル硫酸Naの副作用

刺激性

ラウリル硫酸Naには、高い刺激性があるために、敏感肌や乾燥肌の人は、かゆみを感じる場合があります。

また、洗浄力が強すぎてしまい、必要な皮脂まで頭皮から摂ってしまうので、乾燥しやすくなり、ふけやかゆみにつながります。

そうなると、頭皮の環境も悪化し、ハリやコシがなくなり、抜け毛につながることもあります。

タンパク質変性作用

ラウリル硫酸Naには、タンパク質の形を変えやすいという性質があります。髪は「ケラチン」というタンパク質でできていますし、皮膚もタンパク質からできています。

よって、髪や頭皮を傷める危険性があるのです。

発がん性がある?

ラウリル硫酸Naは「発がん性がある」という話もありましたが、現在はいろいろなデータから厚生労働省からも発がん性のリスクは否定されています。

ただ、アレルギーが起こる、肌に刺激があるという危険性はあります。

ラウリル硫酸Naは刺激が強い成分

ラウリル硫酸Naは、高い洗浄力があり、安く手に入るため、多くのシャンプーに使用されていました。

簡単に泡立ち、すっきりと洗い上げることができることは良いような気がしますが、頭皮に必要な皮脂までも奪い去ってしまったり、肌に刺激が強く、かゆみにつながったりするトラブルがあっては、意味がありません。

そして、タンパク質を変性させてしまうこともあるので、髪や頭皮が傷んでしまいます。

現在は刺激性が指摘されることもあり、使用されているシャンプーは少なくなってきましたが、配合されているものはあります。

敏感肌や乾燥肌、髪がぱさぱさで気になる人は特に、成分表示を確認して、ラウリル硫酸Naは避けた方が良いでしょう。