「髪のキューティクルを守る」という言葉は、ヘアケア商品で良く目にするフレーズではないでしょうか?

キューティクルは髪のツヤや美しさには、欠かせないものというイメージはあるかもしれません。

では、具体的にはどのような役割をしているのでしょうか?キューティクルについて迫ってみましょう。

キューティクルについて

髪の毛の構造

髪の毛は外側から3つの層になっている構造をしています。一番外側がキューティクルです。毛表皮とも呼ばれます。中間部分をコルテックス、中心部分をメデュラと言います。

根元から毛先に向かって規則的にうろこ状に重なり、通常6~8枚が密着して層になっています。主成分はケラチンという硬いタンパク質です。

キューティクルの役割

キューティクルは、髪の表面を覆っています。それは、外側の刺激から髪の毛の内部守る役割があります。水や薬剤の浸透を防ぐ力もあります。

また、キューティクルの細胞の表面には、脂質成分が存在するので、ツヤや光沢に関わります。1枚1枚の細胞がきれいに整っていると、手触りが良く美しい髪になります。

キューティクルがはがれてしまうと、内部のタンパク質や水分が流れ出してしまって、枝毛や切れ毛の原因となるのです。

髪が傷んでパサパサになっている状態は、このキューティクルがはがれてしまっている状態です。

キューティクルがはがれる原因

キューティクルは、もろくて摩擦や熱に弱いものです。わずか0.005mmほどという薄い層なのです。次のような原因ではがれてしまいます。

  • 無理なブラッシング
  • 乱暴なシャンプー
  • 過度のドライヤー
  • ヘアアイロン
  • 紫外線
  • カラーリングやパーマ

キューティクルを守る方法

キューティクルは元には戻らない

髪は自分で修復することはないので、一度キューティクルがはがれてしまうと、元に戻ることはありません。

よって、髪のツヤや潤いを守るためには、キューティクルを守ることが大切です。

トリートメントを正しく行う

トリートメントは髪の内部や外部を補修してくれるものです。潤いを与える成分を浸透させたり、外側からの紫外線や熱から守ってくれたりする作用があります。

洗い流さないトリートメントは、髪を乾かす時に使用すると、髪へのダメージを減らすことができます。

>トリートメントの効果について見る
>洗い流さないトリートメントの効果について見る

ドライヤーを正しく使う

濡れたままの髪は、キューティクルが開いていて、摩擦を受けやすい状態になっています。

そのままにしていると髪同士がこすれたり、濡れたまま寝てしまうと、枕との間で摩擦になったりして、キューティクルがはがれやすくなってしまいます。

ドライヤーは当てすぎると熱が刺激になってしまいますが、正しく当てることで、キューティクルを守ることになります。

>ドライヤーの正しい使い方について見る

紫外線対策をする

外に出る時には、肌には日焼け止めを塗っていると思いますが、髪の紫外線対策はなかなか出来ていない人が多いようです。

紫外線によって、キューティクルははがれてしまいます。スプレータイプの日焼け止めや洗い流さないトリートメント、日傘や帽子などで、紫外線から髪を守るようにしましょう。

>紫外線による髪への影響について見る

キューティクルを守って美髪になろう

キューティクルは髪の表面で内部を外側からの刺激から守る役割をしています。そして、規則正しくうろこ状に並んでいて、ツヤや光沢に関わっています。

キューティクルがきれいに整っている髪が美しい髪ということです。

しかし、キューティクルは摩擦や刺激に弱く、はがれやすいものです。キューティクルがはがれることで、内部のタンパク質や水分が失われ、パサパサのダメージヘアになってしまいます。

一度はがれてしまった、キューティクルは元には戻りません。正しくトリートメントを行う、ドライヤーを使う、紫外線対策をするなどで、キューティクルを守って美髪になりましょう。